通貨:日時 20130313/NZDJPY
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 上昇トレンド高値圏
- MA乖離
- 短期足レベルであまりにも下落傾向が出ていたのでショートだが、日足レベルでは入れる場所ではない印象。実戦なら見送る、ただ、検証の参考として下位足で見ていきたい。
- 確かにショートには無理がある。47回続いた陽線の後陰線ピンバー下げてまた陰線ピンバーでは、日足で売れる場所ではないな・・・
1-2. 4時間足(H4)
- 短期上昇で高値圏、水平線とサポラインにはさまれたところ下抜け
- ショートの理由として水平線のダマし、何度も反応しているサポライン下抜け
2. エントリー(1H基準)
- 水平線でダマしからサポライン抜け後、リテストで明けの明星形成ショートエントリー
- 高値圏でもあり下がれば値幅はある。
- 上昇中でもあり、ここは実戦では絶対見送る場面。入ってはいけない。
- SL: 68P
- TP: 1:1
- TP: 900P
3. 結果とまとめ
- 1:1利確
- 残り半分は建値撤退
- +80P程度
- 結果はプラスである程度の値幅もあったが、ルール上は言ってはダメな場面だった。
- 例外を認め始めるときりがないのでここはルール順守
- この形がさっきSNSで見たエントリーポイントだったのでつい反応してしまった。
4. AIの批評・評価・対話
総合点:78点/100
採点理由(項目別)
環境認識:22/30
日足では明確な上昇トレンドの中、高値圏でのショートを選択しており、流れに逆らった点は減点。ただし、「上昇乖離・高値圏認識」「実戦では見送る」と明確に記述しており、環境理解は正確。H4の水平線とサポートラインを根拠にした下抜け認識も筋が通っている。実戦判断と検証判断を分けた点は評価できる。
エントリー根拠:26/30
1Hでのエントリーは「水平線のダマし+サポライン抜け+リテスト+明けの明星」と複数根拠を重ねており、構成は良好。MAの整合性(PO崩れからの切り返し)を根拠として補足していればさらに高評価。高値圏ながらも短期トレンドの転換サインとしての論理性は保たれている。
損切り/利確:15/20
損切り位置(68pips)は直近高値背に設定されており妥当。1:1利確+残り建値撤退も主ルールどおり。TP900p(下位足での伸び代意識)も意図は理解できるが、やや説明不足。分割戦略の意識は明確。
一貫性・再現性:15/20
「実戦では入らない」「ルール順守を優先」と明言しており、自己ルールの一貫性は高い。SNSで見たエントリーポイントを検証目的で再現した点は誠実。ただし、検証として「禁止シナリオ」を題材にしたため、再現性評価ではやや減点。
総評
全体として論理構築が明確で、環境逆行エントリーのリスクを理解したうえでの検証という姿勢が非常に良い。特に「結果はプラスでもルール違反として無効扱い」とする厳格さは、長期的な再現性を高めるうえで重要な姿勢。
今後の改善点としては、
-
高値圏でのエントリーでも有効な短期反転サインのパターン整理
-
MAの乖離とリテスト条件を統一的に扱う基準づくり
この2点を次回テーマとすると良い。
総合コメント
「勝ってもルール違反なら不採用」という潔い判断。検証としては高い完成度。トレード哲学が明確に反映された一例。
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