#検証25_20120229/AUDUSD

過去検証

通貨:日時
20120229/AUDUSD

1. 環境認識

1-1. 日足(D1)

  • 日足レベルでエリオット4波抜けではないか?と見える。週足レベルでもエリオット5波(赤ラインチャネル抜け)に見えないこともない。
  • ダウも上昇中で高安を切り下げたが再度高値を取り戻した所
  • Wボトム形成のチャネル抜けで上昇優位

1-2. 4時間足(H4)

  • ポールフラッグ形成チャネル抜け
  • 3波からのポールとしてもフィボ38に足りないが4波だとしたら形状的にはOK
  • MAも収束しつつあり下支えがありそう
  • 日足レベル水平線上の揉み合いも抜けておりレジサポ転換

2. エントリー(1H基準)

  • 4Hレベルポールフラッグチャネル抜け、引き直したラインでは抜けたところだが、その前に見ていたラインではリテストも終了、ロングエントリー
  • SL: 直近安値、日足水平線、MA80.200下 90P×2
  • TP: 1:1
  • TP: 直近高値下、(5波であるなら最低ここまでは到達)240P付近

3. 結果とまとめ

3-1. 結果

  • 確定損益:全損
  • -180P

3-2. 振り返り

  • 結果的に伸びなかったのか、まだ時間が掛かるだけなのかは不明だが損切り
  • チャネル下限で入りたかったが、この状態の下限では不透明な要素が多すぎた
  • MAも何度か我慢して引き付けたがそれでもまだ足りなかったのか?
  • 方向的には最低でも直近高値タッチまではいくと思うのだが、ノイズで刈られるにしてもこれ以上のSLは許容できない

4. AIの批評・評価・対話

総合点:68点 / 100


採点理由(項目別)

環境認識(22/30)

  • 日足でのエリオットカウント(4波抜け・週足5波想定)やWボトム、ダウ理論を組み合わせての見立ては論理的。

  • 4Hでのポールフラッグ抜けやMA収束の根拠も整っており、方向性を上に取った理由は明確。

  • ただし「5波」と断定的にシナリオを決め打ちしている点はややリスク。複数シナリオ(ダマしの可能性、レンジ継続など)を想定できるとより精度が上がる。

エントリー根拠(20/30)

  • 4Hチャネル抜けをベースにしており、タイミングとしては合理的。

  • ただ「引き直したラインでは抜け、以前のラインではリテスト済み」という線引きの曖昧さが残る。後付け気味の判断に見える点は減点。

  • 日足レベル水平線やMAを意識したのは良いが、よりチャネル下限寄りでの優位なリスクリワードを狙えた可能性あり。

損切り/利確(12/20)

  • SLを日足水平線+直近安値+MA下に設定しており、一貫性はある。

  • ただし90P×2というリスクに対し、1:1が90P、期待する利確が240Pと、やや中途半端な設定。

  • 「最低でも直近高値タッチまでは」と書きつつ、実際は全損で終了しており、結果論ではなく事前のRR設計が甘かった。

一貫性・再現性(14/20)

  • シナリオ→実行→結果の流れは整理されている。

  • ただ「5波なら上がるはず」という決め打ちに近い考え方が一貫性を損なっている。

  • 「ノイズで刈られるにしてもこれ以上のSLは許容できない」という結論は正しいが、では次にどう改善するのか(入り直し戦略やポジ分割など)が弱い。


総評

  • 良かった点:上位足からのシナリオ構築、エリオットやMA、水平線を組み合わせた分析は筋が通っている。

  • 改善点:

    1. ラインの「引き直し」に依存したエントリーは再現性を下げるため、ルールを明確化すること。

    2. 5波断定ではなく、「もし4波レンジなら」「もしダマしなら」と複数シナリオを並行して管理。

    3. 損切り幅と利確幅のバランスを事前にもっとシビアに検討。今回のような全損ケースは「SLは合理的だったが利確設計が甘かった」と整理すべき。

→ 次の検証テーマは「チャネル下限付近以外でのエントリー可否基準の明確化」と「複数シナリオ管理」にすると良い。

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