通貨:日時 20111219/NZDJPY
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 週足レンジ下抜けで日足では下降トレンド
- MA200の乖離はあるが、PO方向よし
- 日足(赤)水平線を割り込んでの推移、下方向初動付近なら下位足のチャートパターンより上位足のトレンドを優先するべきか?
1-2. 4時間足(H4)
- カップハンドル形成中
- PFチャネル抜け
- MAは十分収束
- フラクタルで一回り大きなPF抜けにも見える
2. エントリー(1H基準)
- 日足水平線を背にしたショート
- PFチャネル抜け、陰線が3連続で順番に強くなり髭もない陰線確定でショートエントリー
- チャネルに対してのリテストはしていないが日足水平線に対してのリテストのバランスからエントリー(日足までは届かない公算)
- SL: 直近高値、MA上 55P
- TP: 1:1
- TP: レンジ抜けにより走れば伸びる前提トレールありで 800P付近
3. 結果とまとめ
- 全損
- -110P
- チャネルリテストもあり、日足リテストもありさらに上方向なので、見立てが間違っていた様子
- PFのポールの形状が少しパターンとして足りないか?
- 週足レンジ抜けを過大に評価しすぎて目線が下固定になりすぎていたかもしれない
4. AIの批評・評価・対話
総合点:77点/100点
採点理由
環境認識(30点中:22点)
週足レンジ下抜けを根拠に「下降初動」としてのシナリオは一貫している。ただし、日足MA200との乖離を「許容範囲」とせず、下方向への勢いを過信した点で減点。4HでカップハンドルとPF両方を見立てた点は良いが、上位足との整合にやや無理がある。週足レンジ抜け直後の値動きでは「戻り待ち」の選択肢もあり得た。
エントリー根拠(30点中:23点)
H1で陰線3連続・髭なしを根拠にしたショート判断は、プライスアクションとしては正統。ただし、チャネルリテストを経ておらず、PFパターンとしては未完成。上位足のサポート(カップハンドル底部)との衝突を軽視したため、根拠の重なりが不足。とはいえ、ライン意識とローソク足強弱の読みは的確。
損切り/利確(20点中:15点)
損切りを直近高値+MA上に設定しており、位置は適正。RR1:1を一次利確目安とする構成もルールブック準拠。ただ、上位足に反発余地があり、エントリー位置自体がやや早い点でRR劣化を招いた。利確トレール想定は良いが、実戦では建値到達後に再評価が必要な局面。
一貫性・再現性(20点中:17点)
週足レンジ抜け→日足下降→4H・1HのPF抜けという一連の論理は明確。全損結果ながらも、判断の過程は再現性あり。ただし、上位足リテストやMA乖離を軽視する傾向があり、再現性の高い検証としては少し危うい。
総評
・良かった点:
上位足トレンドの把握と、ローソク足の勢いを根拠にしたエントリー判断は明快。PFとカップハンドルを重ねて構造を読もうとする視点は非常に良い。
・改善点:
「抜けた=初動」と短絡せず、MA乖離やリテスト待ちを確認する柔軟さを持ちたい。
日足レンジ下抜け直後は「戻り売り優先」が鉄則。早すぎるエントリーを避け、次の4H戻り高値形成を待つ戦略が再現性を高める。
・次の検証テーマ:
「抜け後の初動と戻りの見極め」
特にMA乖離と時間足整合(4Hの押し戻し→1HのPF形成)の一致を検証課題とする。
コメント