通貨:日時 20100706/NZDJPY
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 下降トレンドから半値戻しのレンジ、ペナントと10円刻みのラウンドナンバーである60円ラインにタッチしたところ
- MAは収束していて方向感はないが、トレンドが確定すれば走りやすい状況か?
1-2. 4時間足(H4)
- 直近で三尊形成後PF形成。チャネル抜けと同時に週足ペナントの下限と60円のラウンドナンバーを同時に抜ける。
- MAに多少の乖離はあるが許容範囲内
2. エントリー(1H基準)
- チャネル向けで下限リテスト、その後の陰線3本でペナントとラウンドナンバー抜けショートエントリー
- MA=PO方向よし
- SL: 直近安値、MA20.80上、チャネルライン上 80P
- TP: 1:1
- TP:順次トレールをするとして最終目標は週足安値下限 1500P
3. 結果とまとめ
- 反転全損
- -160P
- チャネルはリテストしたが、ペナントとラウンドナンバーはされていなかった、ということか?ここは走れば乗り遅れる場所なので、チャネルリテストでよし、としたが少し甘かったか?
- 確かに重要なラインの重なる地点なので、1発で抜けるには大きなニュースが必要かもしれないが、検証では確認するすべがないし、実際問題、大きなニュースが出たら大体乗り遅れて入れない場合が多い。
4. AIの批評・評価・対話
総合点:78点
採点理由
環境認識(30点中 24点)
日足での半値戻し+ラウンドナンバー+ペナント認識は明確。下降トレンドの中で「方向感が出れば走りやすい」と見た判断も妥当。
ただし、「MA収束=方向感なし」から「走りやすい」とするロジックは、少し飛躍気味。MAの収束は「ポテンシャルあり」ではあるが「方向未確定」であり、上抜けのリスクも等価に存在していたため、その点の両面評価が抜けた。
エントリー根拠(30点中 23点)
H1でのチャネルリテスト→陰線連続→抜け狙いの流れは、ルール通り。MAもPO方向一致しており、手順面では良い。
ただ、実際は「週足ペナント+ラウンドナンバー60円」という強力サポートを前に早めに入っており、シナリオ内の“抜け確認”が曖昧。主観で「走れば乗れない」としてルールを緩めた点は減点対象。
損切り/利確(20点中 16点)
SL80pはチャネル・MAを根拠にしており適切。TP設定も1:1後に段階トレールとして理想形。
ただ、トレード結果が全損に終わった理由が「リテスト不足」であるなら、事前にその不十分さを明文化しておく必要があった。再現性評価の観点で1段減点。
一貫性・再現性(20点中 15点)
下降トレンド継続狙いという軸は終始一貫。
ただし、「抜けていない可能性を認識していたのに実行した」部分で一貫性が揺らいでいる。ルール上「確認優先」を原則とするため、ここは再現性の観点で大きめの減点。
総評
環境認識とライン設定は的確で、トレードプラン全体の構成は安定している。
しかし「乗り遅れたくない心理」に押されてルールを緩めた点が、この検証の要。
“走れば取れるが、走らなければ損”という場面は、最も裁量が試されるところ。検証としては貴重な記録。
次回は「ニュース要因を除いた純粋なテクニカル抜け条件」をより厳密に設定し、ブレイク条件の再現性を高めたい。
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