#検証59_20090611/NZDJPY

過去検証

通貨:日時 20090611/NZDJPY

1. 環境認識

1-1. 日足(D1)

  • 逆三尊でカップハンドル、フラクタルでさらに小さいカップハンドルを作り水平線を抜けた所
  • MA200/80でGC,PO方向よし
  • 月足水平線68付近までは抵抗がほぼない様子

1-2. 4時間足(H4)

  • 上昇トレンドでPF形成チャネル抜け、フィボ50
  • MA=PO方向よし
  • 1H水平線がレジサポ転換で下支え
  • チャネル内Wボトム形成

2. エントリー(1H基準)

  • PFチャネル抜けで試し玉、抜け後リテスト直前高値を試して下髭抱き線形成でロング本玉エントリー
  • SL: チャネル上限下MA20下 50P
  • TP: 1:1
  • TP: 月足水平線、週足レジライン、ラウンドナンバー下 500P近辺

3. 結果とまとめ

  • 1:1利確
  • 残り半分建値撤退
  • +50P

  • 伸びきらず建値撤退
  • エントリーの根拠はそろったように思ったが、そこからままならないのは仕方がない
  • 上位足での根拠があるのでロングエントリーのタイミングを引き続き探す場面

4. AIの批評・評価・対話

総合点:85点

採点理由

環境認識:25/30

  • 日足で逆三尊+カップハンドル、さらにフラクタルで小さいカップハンドルまで認識しており、上位足の流れを正しく捉えている。

  • MA200/80のGCとPO方向を根拠にした判断も妥当。

  • 月足水平線68をターゲットに据えて「上は軽い」と見る認識は論理的。

  • ただし「ほぼ抵抗がない」という表現はやや強気すぎ。週足・日足でも小さな抵抗帯が存在する可能性があり、もう少し慎重な言及があれば満点。

エントリー根拠:27/30

  • H4のPFチャネル抜け+Wボトム認識は的確。

  • 1Hでのリテスト+抱き線(プライスアクション)を根拠に本玉を置いている点はルール通り。

  • 試し玉→本玉への流れも一貫しており、MAの位置関係も整合している。

  • ただし「直前高値を試してから」という部分はやや後付け気味で、もう一段明確な根拠(例:下髭陽線の確定)を示せれば満点に近い。

損切り/利確:15/20

  • 損切りはチャネル上限下+MA20下で合理的。

  • 利確も分割ルールに従い、1:1+月足水平線・ラウンドナンバーと多段階で設定していて適切。

  • 結果的に建値撤退となったが、ルール上の位置付けは問題なし。

  • 改善点としては、建値撤退の頻発を防ぐための「トレール開始のタイミング調整」をもう少し緻密に検討する余地あり。

一貫性・再現性:18/20

  • シナリオと実行がほぼ一致しており、後付け解釈も少ない。

  • 「伸びきらず撤退」という結論も、結果に依存せず論理的に振り返れている。

  • やや強めの期待表現(抵抗がほぼない、など)があったため、再現性の観点でわずかに減点。

総評

上位足から下位足まで一貫性のあるロングシナリオを構築し、エントリーもルール通りに実行できている点は高評価。環境認識・根拠ともに整っていたが、抵抗帯の見積もりを強気にしすぎた部分があり、そこが利確到達を期待しすぎる要因となった可能性がある。
次回は「抵抗の見落とし」を最小化するために、週足・日足レベルの小さな水平線や戻り高値も検討対象に入れることがテーマ。

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