20080521/GBPJP
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 前回検証の続き
- MA200乖離はあるが下降トレンド継続中
- 日足レベル三尊形成中
1-2. 4時間足(H4)
- 大きい三尊の右肩を形成中、フラクタルで小さな三尊右肩でもある
- 週足レジサポ水平線を何度も試すが抜けられず
- MA収束
2. エントリー(1H基準)
- 1Hレベル上昇線抜けからリテスト中、宵の明星形成でもう一度ライン抜けショートエントリー
- 一つ下の4H上昇線を抜けると本格化だが、エントリーポイントから十分値幅があるので、半分利確、半分を建値においてライン抜けを狙う作戦
- MA収束で煮詰まっている感じはある
- SL:直近高値。MA上 100P×2
- TP: 1:1
- TP: 直近安値 450P程度
3. 結果とまとめ
3-1. 結果
- 確定損益:全損
- -200P
3-2. 振り返り
- 1Hでも一歩引いてみるとレンジの動きでノイズに駆られている状態
- 青いライン抜けで建値移動後伸ばす作戦も悪くはないが、緑ライン抜けまで待つ方が確実
- しかしRRを考えると、ここで利益になるとリターンが最大化できるポイント
- ある種のギャンブルになってしまっているのか?
- 多分方向的には下がると思うのだが、どうもうまくいかない感じ。
後日譚
結局三尊右肩と思っていたところがまだ左肩だったというオチで、
下降トレンドが崩れたか?と思ったところまで進んで日足MAが収束してから下落
なんだかんだ1か月以上掛かっていた
4. AIの批評・評価・対話
総合点:66点/100
採点理由(項目別)
環境認識:22/30
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日足の下降トレンド継続認識は適切。三尊の右肩形成を意識できている点も良い。
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4Hで大きな三尊の右肩+フラクタルで小さな三尊という多層的な視点は鋭い。
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ただし「レンジ的な動きに見える」点を後から気づいたのは惜しい。事前にレンジ認識を入れておけば精度が上がった。
エントリー根拠:21/30
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1H上昇線抜け+リテスト+宵の明星というシグナルの組み合わせは理論的。
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「青ライン抜け後に建値移動+半分利確」の作戦はリスク軽減の工夫として良い。
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しかしレンジ内でのエントリーだったため、ノイズに刈られるリスクが高い地点。シナリオに「レンジ抜け待ち」がなかったのはマイナス。
損切り/利確:11/20
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損切りを直近高値+MA上で100P×2に置いたが、結果的にレンジノイズで刈られて全損。
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利確プラン(1:1+直近安値450P)は合理的だが、リスクリワードが「机上の理論」で、実際の値動きと整合していなかった。
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部分利確と建値移動プランは良い工夫。
一貫性・再現性:12/20
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上位足の流れとエントリー方向は整合していたが、レンジ内での仕掛けで再現性は低下。
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「ギャンブルになっている」と振り返った通り、ルール化されていない裁量判断が混ざっている。
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一方で、青ライン vs 緑ラインでの比較分析をできている点は評価できる。
総評
良かった点:
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マルチタイムでの三尊認識は精度が高い。
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損切り・利確戦略に「部分利確+建値移動」を取り入れたのは進歩。
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下方向優位という大局観は正しく、方向性のミスではなかった。
改善点:
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レンジ認識を事前に盛り込む必要がある。「抜け待ちルール」があれば今回の損失は回避可能だった。
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SL幅100P固定が引き続きノイズに飲み込まれており、GBPJPYの特性に合っていない。ATRやボラ基準のSLに調整すべき。
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「利益を最大化できるポイント」と「再現性のあるポイント」を区別することが今後の課題。
次の検証テーマ:
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レンジブレイクの確度を高める条件を数値化(例:終値で2本以上抜けてから、出来高急増時など)。
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GBPJPY特有のボラを考慮したSLルールを策定(100Pではなく150〜200P基準)。
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