20080508/GBPJP
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 下降トレンド中
- 赤の下降線を抜けたが調整だった様子
- このチャートを見ると、斜めライン+三尊が3回効いている。ちょうどここもその形になった
1-2. 4時間足(H4)
- 週足レベル水平線がレジサポになり抜けた後上昇線の下抜け、MA200も抜ける
- 小さい三尊がレジサポで、大きい三尊がサポラインで、それぞれ形成されそれぞれ下抜け
2. エントリー(1H基準)
- サポラインを抜けてからレジサポを試しもう一度抜けた所ショートエントリー
- 1HレベルではMAに乖離が起こったが、プライスの急落でこれからついてくるところか?
- かなり条件がそろったところだが、こういうところで反転もよくある。しかし、ここでエントリーしないリスクのほうが大きい、と思えるポイントか?
- SL: 直近高値が高すぎるためサポライン上、上限100P×2、に設定
- TP: 1:1
- TP: 直近安値450P近辺
3. 結果とまとめ
3-1. 結果
- 確定損益:反転全損
- -200P
3-2. 振り返り
- やはりノイズで刈られてしまう。
- ボラリティが大きいため100Pはノイズ内に入ってしまう。
- GJを監視通貨から外すか200Pまで許可するか?
- 結果的にその後ラインをリテストして300pips程度は下げている(もっと下がると思っていたが・・・・)
- 日足レベルでまだ右肩完成ではなかった可能性もある。
4. AIの批評・評価・対話
総合点:71点/100
採点理由(項目別)
環境認識:23/30
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日足の下降トレンド把握は正確。
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「赤の下降線を抜けたが調整だった」→トレンド継続の視点は良い。
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三尊の複数認識も的確で、斜めラインが効いている点を見抜けている。
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ただし「右肩未完成の可能性」を事後的に気づいた部分は、事前に想定すべきだった。
エントリー根拠:24/30
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サポ抜け→レジサポ転換→再度抜けでショート、という流れは教科書的で妥当。
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MA乖離に言及している点も良い。
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ただし「ここで入らないリスクのほうが大きい」と感情的な理由を入れてしまったのはマイナス。論理的根拠を優先したい。
損切り/利確:10/20
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SLをサポライン上100Pに設定したが、結果的にノイズに刈られている。
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「100P=ノイズ領域」という検証結果が出ており、この認識は鋭い。
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しかしルールとして100P固定にしてしまったことが問題。ボラティリティを加味した可変的な設定が必要だった。
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利確は直近安値450Pと広めに狙い、RRも良好だった点はプラス。
一貫性・再現性:14/20
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上位足の環境認識から1Hのエントリーに落とし込む流れは一貫していた。
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ただし「日足右肩完成の可能性」を見落とした点、そしてルールの100P固定SLで再現性が低下した。
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方針として「200P許容 or 通貨監視対象から外す」という改善案を出しているのは良い。
総評
良かった点:
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環境認識はかなり整理されており、マルチタイムで齟齬がなかった。
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エントリー根拠も明確で、チャートパターン+レジサポ転換を丁寧に組み合わせている。
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反省で「ボラリティとSL設定の乖離」を的確に分析できている。
改善点:
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GJ(GBPJPY)は特にボラが大きいため「100P固定」ではなく「ATR基準」や「直近高値・安値幅基準」で可変にする必要がある。
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「ここで入らないリスクの方が大きい」という感覚的判断は、シナリオの客観性を損なう。ルールに落とすこと。
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三尊の右肩未完成リスクを事前に織り込むことで、ダマシ回避精度が上がる。
次の検証テーマ:
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GBPJPY専用の「最低許容SL幅」を設定する(例:150~200Pを基準)。
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三尊形成の完成度を数値化(肩幅の対称性、ネックラインタッチ数など)して、未完成時は見送りルールにする。
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