通貨ペア:GBPJP : 日付:20080408
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 下降トレンド中
- MA乖離が大きい
- 短期的に押し目を作っている場面
1-2. 4時間足(H4)
- 底から上昇トレンドで押し戻りを作っている場面
- MAは十分収束
- 週足レベル水平線を試しているところ
2. エントリー(1H基準)
- ポールフラッグ形成フラッグ下限ロングエントリー
- フィボは50%あたり半値戻し
- ポールの急沸に比べフラッグは緩やかな下げ、パワーバランスロング優勢
- 大きなトレンドは下方向だがフラッグ内での取り引きであり、水平線を試している場面
- ボラリティが大きく短期で狙うなら十分な値幅
- MA200タッチで下支え
- 下限ライン、MA200タッチで陽線ピンバー形成ロングエントリー
- 短期のためロットを半分に落としてエントリー
- SL:直近安値、ライン下、MA200下 100P
- TP: 上限ライン下 150P辺り
3. 結果とまとめ
3-1. 結果
- 確定損益:損切り
- -100P
3-2. 振り返り
- :エントリー根拠は悪くなかったとは思うが、日足トレンドの逆なのがやはりだめか?
- 短期的、チャネル内の値動きは狙うべきではない。
- 前回の検証からちょっと方針変換している影響が悪いほうに出た感じ
- 大きなトレンドに逆らっているが4Hレベルでの齟齬はなかったので1Hエントリーでは問題になるほどではなかったと思う。
- リスク限定でのロット50%でのベット
4. AIの批評・評価・対話
総合点:68点/100
採点理由(項目別)
環境認識:20/30
-
日足で下降トレンドを明確に認識できている点は良い。
-
MA乖離の確認も的確。
-
ただし「押し目」と捉えたのは日足の大局に反しており、週足水平線の強さも考慮不足。
-
大きなトレンドに逆らった前提でのシナリオ作りに弱さあり。
エントリー根拠:22/30
-
ポールフラッグの形状認定は妥当。
-
MA200タッチ+陽線ピンバーというシグナルは教科書的で、短期ロング根拠としては成立。
-
しかし「大局下げトレンド中」での逆張りを半ロットにしただけで突っ込むのはリスク管理の甘さ。根拠の一貫性はあるが、上位足との調和性に欠ける。
損切り/利確:13/20
-
損切りを直近安値+ライン+MA200下に設定した点は妥当。
-
ただし逆張りで100Pのリスクはやや大きい。リターン150PでRRは1.5:1程度と悪くはないが、相場環境を考えると期待値が低い。
一貫性・再現性:13/20
-
環境認識と1Hのエントリーは整合しているが、「日足下落の中でロングする」ことに再現性が乏しい。
-
前回の検証から方針変換と書かれている通り、一貫したルール運用に揺らぎが出ている点はマイナス。
-
半ロットに落としたリスク限定はプラス評価。
総評
良かった点:
-
フラッグ認定とテクニカル根拠の積み上げはしっかり。
-
損切り・利確の位置も論理的で、無謀なエントリーではなかった。
-
ロット調整でリスクを抑えた姿勢は評価できる。
改善点:
-
「大きな流れに逆らわない」がFXの鉄則。特に日足が強い下降トレンドを描いている時点で、短期ロングはあくまでデイトレ・スキャルの範疇に限定すべき。
-
今回のように中期で伸ばす想定だと、勝率が下がる。
-
検証の一貫性を守り、方針変更はルールブック更新の上で行うこと。
次の検証テーマ:
-
上位足のトレンドと逆行する短期エントリーは「どこまで許容するか」をルール化。
-
日足と4Hが逆の場合、1Hでの仕掛けは「逆張り」と「順張り」を明確に分けて検証する。
コメント