通貨:日時 20160601/EURUSD
1. 環境認識
1-1. 4時間足(H4)
- 前回トレードの抜けたポイントでサポラインを引き直し再エントリー
- MA=PO方向よし
2.エントリー
1-2. 1時間足(H1)
- ライン抜けがピンバー陰線でよい形の足なので確定で試し玉
- 抜け後細かい足でリテスト完了後細かい足すべてを包む陰線確定でショートエントリー
- MA=PO方向よし
- SL: 直近高値、MA上、チャネル内 50P
- TP: 1:1
- TP:日足直近安値クラスター付近280P付近
3. 結果とまとめ
- 全損
- -120P程度
- 日足サポライン抜けだが、抜け自体が騙しだった可能性。だとするとアクションだけではエントリーの根拠は薄いかもしれない。
- 上位足ラインの確度の精査をもっとシビアに。特に2回目ならもっと厳しくするべきだった。
4. AIの批評・評価・対話
総合評価:74点 / 100点
1. 環境認識(20/30)
良い点
-
4Hで「前回トレードの抜けポイント」を意識し、サポラインを引き直している。
-
MAがPOで下方向優位、という基本バイアスは問題なし。
足りない点・減点理由
-
記述上は「4Hのみ」で完結しており、日足レベルの構造(どのサポを抜けたのか/どのレンジの下限なのか)が曖昧。
-
結果の振り返りで「日足サポライン抜けが騙しだった可能性」と気づいているが、事前の環境認識パートにそのリスクが書かれていない。
本来は-
日足サポの位置
-
そのサポを一度割って戻ってきたのか
-
直近の波構造(ダウ継続か転換候補か)
を明示しておきたい場面。
-
-
「2回目のブレイク」という条件をどう評価したかが抜けている。
普通は-
ライン自体の強さ↑(一度跳ね返している)
-
そのラインをブレイクする動きへの信頼度↓(一度失敗している)
という相反する要素が出るので、どちらを重視したのかを書いておくと環境認識の精度が上がる。
-
改善提案
-
最低でも「日足:サポ/レジ位置とダウ」「4H:その中での戻り or 押し目の位置」は毎回セットで書く。
-
「今回のラインは前回どんな仕事をしたか(騙しなのか、きれいに転換したのか)」を一行付ける。
→ 2回目ブレイクの難しさを事前に認識しておけば、ロット調整や建値撤退のプランにもつながる。
2. エントリー根拠(25/30)
良い点
-
H1で
-
ライン抜けのピンバー陰線
-
抜け後の細かい足によるリテスト完了
-
それらをまとめて包む陰線確定
という「順番として筋の良い」プライスアクションをしっかり拾えている。
-
-
MAがPOで、トレンド方向とも整合している。
「MA=PO方向よし」を口癖レベルで確認しているのは◎。 -
試し玉→本玉の構造もルールブックに沿っていて、実戦に近い運用。
減点ポイント
-
「前回トレードの抜けポイント」という特殊条件付きのラインである割に、
PF(ポールフラッグ)やチャネル構造との関係が文章に出てこない。
→ 「ただのトレンドライン抜け」扱いになっていて、ラインの信頼度評価が薄い。 -
もし日足サポ割れブレイクを前提にしているなら、
「日足レベルの戻り売り第1波の押し戻り」なのか「転換候補の戻り」なのかを書いておきたい。
ここが曖昧だと、同じ形の足でも入る時と見送る時の差が出しづらい。
一言まとめ
-
プライスアクションとしては教科書的に良い。
-
ただし「このラインにどこまで賭けるか?」の重み付けが、上位足の話として書き切れていないのが惜しい。
3. 損切り/利確(14/20)
良い点
-
SLを「直近高値+MA上+チャネル内」としており、
単なる“テキトーな幅”ではなく、構造+MA+チャネルをまとめて根拠にしている点は高評価。 -
TPを「1:1」と「日足直近安値クラスター」の二段構えにしている点も、主ルールに沿っている。
減点ポイント
-
2回目ブレイクかつ日足サポ近辺という条件を考えると、
-
前半の1:1 までは構わないが、
-
後半のホールドについては「どの条件で建値/トレールに移行するか」が具体的に書かれていない。
主ルール(分割+建値移動+トレール)を、ここに落とし込んでおくと再現性が高まる。
-
-
騙しの可能性が高いゾーンであるなら、
「最初の陰線2〜3本で勢いが弱ければ早め建値撤退」など、時間軸の条件付きの逃げシナリオも書いておきたい。
4. 一貫性・再現性(15/20)
良い点
-
結果を受けて「日足サポ抜けの騙し」「2回目ならもっと厳しく」という反省が出ているのは◎。
同じパターンが次に来たときに、条件を絞る方向の学びになっている。 -
試し玉→本玉の流れや、MA・ラインの使い方は、他の検証とも一貫している。
気になる点
-
事前の環境認識ではブレイクに乗るスタンス、
結果のまとめでは「騙しだったから根拠薄かったかも」と評価が逆転していて、
どこでスタンスが変わったのかが文章から読み取りづらい。 -
同じ形の足・同じ位置で、次回も「基本は入るが、ロットを落とす/利確をタイトにする」のか、
それとも「そもそも2回目は見送る」のかがまだ曖昧。
提案
-
次に同じ状況が来たときのルールを一行で決めておく:
例)-
「日足サポ初回ブレイクのみ本玉OK。2回目以降は試し玉まで」
-
「2回目ブレイクで入るなら、1:1到達で全決済+追撃は禁止」
など、ルール化してメモしておくと、再現性点がぐっと上がる。
-
5. 総評
-
H1のプライスアクション認識と、試し玉→本玉の運用はかなり良いレベルに来ている。
-
今回の敗因は「足りない情報」ではなく、上位足ラインの“格”をどこまで信じるかの調整ミスに近い。
-
特に「一度抜けて失敗したサポ/レジを、もう一度抜けに行く場面」の扱いをルール化すれば、
こういう“美味しそうに見えるけど、実は地雷”なところでの被弾をだいぶ減らせるはず。
このパターン(重要サポ2回目ブレイク+きれいなPA)を、いくつか並べて「勝ちパターン/負けパターン」を仕分けしていくと、ラインの格付け精度がさらに上がってくると思う。





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