#検証20_20070613/GBPJPY

過去検証

通貨:日時
通貨ペア:GBPJPY:  日付:20070613

1. 環境認識

1-1. 日足(D1)

  • 上昇トレンド継続も、高値圏で一服
  • 急落からの戻りで高値更新も、ここから下げたらきれいなWトップになりそうな位置
  • MA乖離が大きく時間的な調整があるかもしれない

1-2. 4時間足(H4)

  • 上昇トレンドからサポラインを割りこみ急落したところでポールフラッグ形成
  • じわじわ下上昇と急落で戻りも小さい足の戻りであることから、ここでのパワーバランスは下方向優位と見る
  • フィボ50半値戻し
  • MAは収束

2. エントリー(1H基準)

  • 小さい足のチャネルを下抜けリテスト後エントリー
  • MAは収束
  • SL: 直近高値、MA200 70P×2
  • TP: 1:1 1Hレベル水平線上 65P
  • TP: 日足レベル水平線上 150P当たり

3. 結果とまとめ

3-1. 結果

  • 確定損益:全損
  • -140P

3-2. 振り返り

  • 完全に裏を取られているのでチャートの読み方を誤ったとしか言えない
  • 上位足上昇トレンドだが、下方向を志向している以上、こうなっても反論の余地はないか
  • 順張りの徹底を肝に銘じる

4. AIの批評・評価・対話

総合点:52 / 100

採点理由(項目別)

  • 環境認識:14 / 30
    日足は明確な上昇継続かつ高値圏。週足水平線の扱いがなく、上位足の順張り優先ルールが弱い。H4は急落後の半値戻しで「下優位」と結論づけたが、実体はV字回復+MA収束で中立〜上向き転換の余地が大きい。ダイバージェンスや出来高(代替指標)等の補強根拠なし。

  • エントリー根拠:15 / 30
    H1の「小チャネル下抜け→リテスト」は形としては妥当。ただし上位足に逆行、かつ売りの決め手となるローソク足シグナル(包み足・ピンバー等)の明示なし。MA収束を逆張りの根拠に使うのは再現性が低い。38.2%/50%のフィボと水平の合流を“待って反転確認”が必要だった。

  • 損切り/利確:11 / 20
    SLは直近高値・MA200裏に置いた点は良いが、TP1が65pでRR<1。逆張りなのに優位性が薄い配分。TP2は約2Rで悪くないが、建玉分割の根拠が定量化されていない。ニュース時間帯・ボラ拡大時のSL最適化(ATR等)なし。

  • 一貫性・再現性:12 / 20
    「上位足上昇→下狙い」という前提と実行が乖離。H1単独根拠で逆張りを許容したルールが曖昧で、同型チャートでの再現に不安。

総評

  • 良かった点:構造認識(急落→半値付近→チャネル判定)と建玉分割の発想は◎。SLを構造裏に置いた設計も方向性は正しい。

  • 改善点

    1. 逆張りは「上位足の反転サイン×2(例:ピンバー+包み足/MA200タッチ+陰包み等)」を必須に。

    2. RR<1のTPを廃止。最低でもTP1=1R、TP2=2R。

    3. フィボと週足水平線・MA200の合流点でのみ初弾を検討。H1の小チャネル割れ“だけ”では入らない。

    4. イベント前後のボラはATRでSL再計算。

  • 次の検証テーマ
    逆張り許容のチェックリスト」を作る(上位足順張り以外で入るための定量条件化:合流×2以上、反転足、RR≥1、ATR基準SL 等)。

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