通貨:日時
通貨ペア:GBPJPY : 日付:20070524
通貨ペア:GBPJPY : 日付:20070524
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 高値更新
- MAは乖離あるがデータがある中では過去最高値
1-2. 4時間足(H4)
- 長いレンジと何度も叩いた水平線を上抜け、過去の高値(黄色水平線)を抜けた所
2. エントリー(1H基準)
- ポールフラッグ形成でチャネル下限、ダマしで戻ったところピンバー
- MA乖離はあるがついてくる方向性とパーフェクトオーダー
- SL50でリスクが少なく、上に抵抗なし
- SL: 直近安値 50P×2
- TP: 1:1
- TP: 1:4
3. 結果とまとめ
3-1. 結果
- 確定損益:全損
- -100p
3-2. 振り返り
- ちょっと焦りすぎたか?チャネル下限もチャネル間は短かったので上抜けからでもよかったかもしれない
- 状況的に、新高値なのでもう少し警戒してもよかったか?
- さんざん揉んだ後のポールフラッグでチャートアクションは良かったかもしれないが、高値圏であることも少し考慮に入れたほうがよかったか?
4. AIの批評・評価・対話
総合点:74点/100
採点理由(項目別)
環境認識:21/30
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日足:高値更新・過去最高水準の認識は的確。ただ「MA乖離」と「過去最高値」という2つの強い要素が並んでいるのに、リスクとしての重みづけが弱い。
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4H:水平線を何度も試しての上抜けをしっかり拾えているのは良い。ただ「過去最高値を抜けた所」という局面は、トレンド継続か天井圏かを峻別する必要があった。
エントリー根拠:23/30
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ポールフラッグ形成・チャネル下限・ピンバーでのエントリーは教科書的に整っている。
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MAのパーフェクトオーダーを根拠にしたのも良い。
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ただし「高値圏+乖離あり」というリスクを根拠に反映できていない。環境認識とエントリー根拠が微妙に乖離している。
損切り/利確:14/20
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SL50Pと小さくリスクを抑えたのは優秀。
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TPを1:1と1:4で分けている点も明確だが、「過去最高値圏で1:4狙い」は強気すぎる設定。現実的には1:1程度で刻む局面。
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結果的に全損となったのは、リスクリワード設計の楽観性が要因の一つ。
一貫性・再現性:16/20
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シナリオ立てから実行・振り返りまで筋は通っている。
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反省点として「焦り」「高値圏を考慮不足」を挙げているのは的確。
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ただ「次回はどう修正するか?」が抽象的。「高値圏ではブレイク後の押し目を待つ」「乖離率○%以上なら見送り」といった数値的ルールが欲しい。
総評
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良かった点:形だけ見れば完璧なパターン認識で、ルール通りのエントリー。記録としては筋が通っている。
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改善点:高値圏でのリスク管理不足が痛い。特に「乖離+過去最高値」はトレード条件に例外を加えるべき重要シグナル。
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次の検証テーマ:「高値圏・安値圏での売買ルール」。ブレイク狙いをするのか、それとも押し目・戻り待ち限定にするのかを明確化すること。
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