通貨ペア:GBPJPY : 日付:20070508
1. 環境認識
1-1. 日足(D1)
- 高値圏での攻防
- MAは乖離しており、一端の調整が入ってもおかしくない水準
- 日足・週足レベルでは上昇トレンド継続中も、いったん大きな調整が入り、高値が取れていない状態
- もしここから下がるなら大きなWトップが形成される位置
- 直近の下げ陰線に対する戻りの陽線が小さい足の集まりでパワーバランス的には全戻ししていることもあり、中立程度の認識
1-2. 4時間足(H4)
- 4Hレベルでは上げに対する戻しが弱くほぼヨコヨコのパワーバランス上昇優位も、レンジが長期間になり短期では方向感なし
- MA200乖離も近づきつつあり調整があるのか?
2. エントリー(1H基準)
- 三尊形成で何度も青い水平線を試すが抜けず、日足レベル(赤)の水平線を割りリテスト、ピンバー3連発
- MAも収束して20が長期を下抜け一旦調整優位
- 短期ならSLを小さくとれるところもよい」
- 何度も試した高値抜けずの下水平線抜けで短期的調整を狙うショートエントリー
- SL: 直近高値、MA200上 50P×2
- TP: 1:1
- TP: 1Hレベル(青)水平線上 150P付近
3. 結果とまとめ
3-1. 結果
- 確定損益:反転全損
- -100P
3-2. 振り返り
- ぎりぎり届かず反転損切りされる
- 小さいSLでの狙いは悪くなかったと思うが、上位足の方向と違うのはやはりだめか?
- トレンドに乗ることを徹底するのか、小さいSLなら逆張り短期売買も見るのか、しっかりしたルールが必要
4. AIの批評・評価・対話
総合点:78点/100
採点理由(項目別)
環境認識:22/30
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日足:高値圏での調整リスク、Wトップの可能性、直近ローソク足のパワーバランスまで触れており丁寧。ただ「中立程度」と曖昧にまとめてしまったのが惜しい。優位性を明確に欠いたことは認識できているが、上昇優位シナリオと調整シナリオをもう少し切り分けると再現性が高まった。
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4H:レンジ・上昇優位を見抜きつつも、結局「方向感なし」とまとめた点は弱め。MA200乖離を指摘できたのは良い。
エントリー根拠:23/30
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1Hでの三尊形成確認、水平線を何度も試して割れ→リテスト→ピンバー3連発と根拠は揃っている。
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MA20が長期を下抜けた点もショート方向の補強材料。ただ、日足・週足上昇トレンドに逆らうショートであるため、「上位足逆行のリスク」を軽視した印象。
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「短期で小さいSLをとれる」という発想は良いが、再現性の観点では危うい。
損切り/利確:15/20
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SLは直近高値+MA200上と明確、50P×2で小さく抑えている点は優秀。
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TPは1:1設定と青水平線150Pを想定しており、プランは明確。
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実際は届かず損切り、リスクリワード比が結果的に活きなかった。上位足逆行トレードとしては、TPを「欲張らず1:1限定」に絞る選択の方が妥当だった可能性。
一貫性・再現性:18/20
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環境認識→エントリー根拠→結果振り返りまで一貫した流れ。
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「上位足の流れに逆らったのが敗因」と振り返りも素直。
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ただ「逆張りを短期でルール化するか否か」を課題にしただけで、次にどうするかの基準(例:MA200乖離時だけ許容、RRが2以上ある場合のみ等)が示されていれば完璧だった。
総評
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良かった点:環境認識からエントリー根拠、結果振り返りまで筋は通っており、検証記録としては高評価。短期逆張りの根拠も揃っていて、決して無謀なトレードではなかった。
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改善点:上位足に逆行するなら「どんな条件ならやるのか?」を明確にする必要あり。逆張り許容のルールがなければ、基本は見送る判断が望ましい。
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次の検証テーマ:「逆張りをルールに組み込むか否か」。組み込むなら条件を数値で明確化(MA乖離率・リスクリワード比・時間帯など)。
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